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『セッション』を見た!天才を育てる?スパルタ指導法とは?

公開日:2016年1月7日 : レビュー

『セッション』を見た!天才を育てる?スパルタ指導法とは?_カバー画像

冬期休暇中にまとめて映画を見まして、その中でも『セッション』面白かったです。

広告か何かで見てみたいと思った映画で、見る前のイメージは、師匠と弟子のスポコン映画といった印象。アカデミー賞で3部門受賞らしいです。

『※ここから先はネタバレ含みますので、これから見る予定の人はお気をつけください』

主な登場人物は2人。田舎町?から出てきたジャズドラマーを志す主人公、大学一年生男子アンドリュー。もう1人は強面音楽大学教師の中年スキンヘッド、フレッチャー先生。

序盤は説明もあまりなく短いカットで、厳しいトレーニングの日常が淡々と続きます。

途中で映画館で働く田舎出身のかわいい彼女との話が挟まれますが、いらなくないかな?余談ですが、いつも思うことがあってアメリカの長編映画ってお約束のように、どのジャンルの映画でも必ず男と女のラブゲーム的な話入れきますよね。

個人的な好みとしては、主ストーリーの推進力に必要のない箇所は入れる必要はないと思うのですが、主人公の人となりや、成長・心境の変化などを観客に伝えるために必要なのかな?どうなんでしょうね。話がすこしずれましたが。

とにかく最初は説明が少なく、場面も練習スタジオがメインでしごきまくるという、映画のテーマもイマイチ分からず、感情移入がしずらいまま進んでいきます。

映画の中で、『まだ無名の頃のチャーリーパーカーにシンバルが投げられた』というエピソードが鍵となっていますが、主人公がドラマーなので、天才ドラマーのエピソードが挟まれるともっと説得力が増すのでは?と思いました。

映画のテーマがやっと明かされる

鍵

物語のかなり後半で映画のテーマが見えてきます。

【ジャズの天才プレーヤーを育てたいフレッチャー先生と、その目的に巻き込まれた主人公アンドリュー君の話】
天才を育てるコーチング方法の事例的な見方もできるのかも知れません。

この物語では、生徒のアンドリューは未熟なのでもちろん挫折を繰り返すのですが、実は、フレッチャー先生の指導方法も挫折し続けていことが明かされていきます。

物語の後半で、アンドリューは演奏会に向かう途中で交通事故を起こして、血だらけで演奏会場に向かうのですが、そこでスパルタ指導のうっぷんが爆発して、フレッチャー先生に殴りかかり学校を退学になります。

その後、弁護士だか警察の人から任意で取り調べ的な場面があるのですが、その理由は、元楽団員のメンバーが自殺したという出来事です。(指導方法に問題はなかったか?アンドリュー君も事情聴取される)

フレッチャー先生は自分のスパルタな指導方法が、正しいと思い指導を続けているが、結局いまだに、第二のチャーリーパーカーを育てることはできていません。うまく成長したと思っていた元楽団員も命を絶ってしまいました。

ここで思ったことは、フレッチャー先生は生徒を何人潰そうが、そこから這い上がってくるたった1人の天才を生み出せればいいと考えてるということ。そこには激しく共感できませんでしたが、程度の差はあれこういった指導者ってどの業界にも、どこの国にも居そうだなと思いました。

映画の最後では、ちょっとしたどんでん返しがあり、最後の最後で2人の心が一瞬通じ合ったような演出で終わります。

その後、アンドリューがドラマーとして、バディ・リッチのように大成できたかどうか、フレッチャー先生の超スパルタなやり方が成功したかどうかは誰にもわかりません。

スパルタか?ハッピーか?

ハッピー笑顔のイメージ

少し話が変わりますが、今年の正月2016年箱根駅伝では、青山学院大学が今年のテーマに「ハッピー大作戦」に掲げて、連覇で39年ぶりの往路・復路での完全優勝を果たしました。(最初から最後まで1位)

スパルタとハッピー。真逆の指導方法ですが、どちらが正しいと言えるのか。

もし、あの時チャーリーパーカーがステージ上で、ジョー・ジョーンズにシンバルを投げられて客に笑われてステージを降りていなかったら、『good job チャーリー』と声を掛けられて、恥をかかずにその日家路についていたなら。

フレッチャー先生は、もしそうであったなら偉大なる音楽家は誕生しなかったと話し、その出来事を信念として次の偉大な音楽家を生み出すために指導をしているのだと映画の中で語ります。

指導方法としてどのようなやり方が正しいのか?

ドラム

チャーリーパーカーは、シンバルを投げられた後、必死で練習をして、1年後同じステージで素晴らしいソロ演奏を聴かせたそうです。

チャーリーパーカーが偉大な音楽家になれた理由として、投げられたシンバルがどれほどのキッカケになったかたは、確かめるずべはありませんが、チャーリーパーカーが全盛期の時代は、ちょうどジャズが過渡期の時代と重なっていたという、時代背景も多分に関係しているでしょう。

ロックで言えば、60年代にほとんどの表現が生み出されたように、先行者のアドバンテージといった理由と時代背景と合わさった所に、天才が生まれた理由があるのではと思います。過去の事例の一部分だけ切り出して、今同じことを再現しようとしてもうまくいかないことは多いと思います。

スパルタ指導によって、厳しさや危機感を持たせ、成長させることが偉大なる成功への唯一の道なのか?僕には分かりません。(自分が主人公だったら、別のやり方でチャレンジすると思います)

映画の中でフレッチャー先生は、歴史に名を残すような天才を育てるという、かなり尖った目的を持っているために、すべの指導方法に当てはまるわけはないですが、指導者、コーチングとは?といった視点で考えさせられる映画でした。(天才なんで育ててできるものなのか?というのが素人の自分が思うところですが)

僕としては、自分自信で厳しさや危機感を認識して、成長できたら1番いいかなと思います。大人になると良くも悪くも誰もしかってくれませんものね…。

かなりゆるいまとめになりましたが、ジャズに詳しくない人でも楽しめるおすすめの映画です。(劇中のフレッチャー先生のスパルタンな言葉づかいは、アンドリュー君と一緒に耐える必要あり。ファ〇〇の連打が途中すごい…)

それではまた!


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