企業ホームページ作成に必要なコンテンツ(ページ)とは?
公開日:2019年5月31日 : ホームページ制作関連
MWORKSでは、ホームページ制作がメインの業務となっており、今まで多くのサイトを制作してきました。
各事業者様によって、業種、サービスの内容も異なるので制作するHPそれぞれ違います。
しかし、業種・目的によってHPには、基本的な『型』があります。
この記事では、一般的な企業ホームページで必要なページ構成(型)を考えてみました。
BtoBの商売を行っている企業サイトを想定しています。
この記事の目次
サイトマップでの構成
上記図が企業ホームページ作成に最低限必要な情報になります。
・会社情報
・サービス内容
・採用情報
・問い合わせフォーム
・ブログ
この構成が大きな分類の基本となります。
この中にどれだけページを追加するかは、業種や会社規模、HPの目的によって変わってきます。
参考ページ
ホームページの目的について書いた記事です。
ホームページに目的は必要?代表的な例8つ
では一つ一つの分類項目について説明していきます。
会社情報
親ページ:会社情報の子ページ
・概要、沿革
・代表挨拶
・スタッフ紹介
・アクセス
会社紹介全般にあたるページです。
自己紹介になるので、こんな場所でこんな仕事をやっています。
◯◯年続いている会社です。こんな人が働いています、など。
信頼されるために基本情報を掲載します。
どこの誰だかわからない人と取引をすることは難しいです。
最低限必要な情報はしっかり掲載しておきましょう。
可能であれば、会社の雰囲気、働いている方の顔なども掲載できると良いです。
文字情報だけでは、伝わらない部分はデザイン、写真を掲載してページを作りましょう。
自分が発注する立場であれば、言語化できない雰囲気まで伝わるページがあれば、
安心感がありますし、問い合わせに繋がる可能性も高まります。
競合サイトとの違いを出すためにも力を入れたい部分です。
サービス内容
親ページ:サービス内容の子ページ
・商品
・サービス
商品・サービス内容は、自社が何を提供しているのか?1番大事な情報になります。
だた提供しているサービスを文字で羅列するだけだともったいないです。
各業種で皆さんそれぞれプロフェッショナルと思います。
プロは、サービスは良くて当たり前という地点がスタートです。
競合他社と自社は何が違うのか? ターゲットに対してどんなメリットがあるのか?
独自の強みをアピールすることが必要。
その他には、業界内の常識で、こんなこと書かなくてもわかるといった細かな点まで掲載できると良いです。
ページを見ているユーザーは知らない場合が多いからです。細部まで丁寧に説明することで、会社自体の信頼感も上がります。
Webページは会社の営業代理人です。熱意を持って丁寧に画面越しのユーザーに対面している気持ちでページ作りをしましょう。
せっかくアクセスしてくれた方をがっかりさせて、他のHPに移動されてしまっては機会損失です。
採用情報
人手不足で優秀な人材を採用したい企業の要望が高まっています。
求人にエントリーする方は、自分が今後働くかもしれない企業のHPは、事前に必ずチェックするはずです。
積極的に人材採用に取り組みたい企業では、採用情報も1つのコンテンツとして作り込むことで、問い合わせアップにつながります。
仕事内容、給与、休日など基本的な情報だけではなく、長期的に成長できる職場である、働きやすい環境があるなど、しっかりと伝えましょう。
できれば先輩の声などで、実際に現在働いている方のコメントを掲載できると採用後の自分を想像でき、就業への意欲も高まります。
また、事前に条件面、職場環境をすべて開示することで、採用後の離職率を下げることにも貢献します。
働き出してもやっぱり合わなかったといって辞めてしまうとお互いにとって損失です。
採用ページで条件面、職場環境をすべて開示することで、申し込み数がアップして、離職率を下げることにもつながります。
問い合わせフォーム
商品について興味を持った方が、簡単に問い合わせができる導線をつくります。
どのページからでもアクセスできるように問い合わせページは用意しておきましょう。
フォームに入力する項目は必要最低限であることが好ましいです。
いくつも入力が必要な場合、途中で面倒になって問い合わせを諦めてしまいます。
ただし、ある程度問い合わせの顧客を絞りたい場合は、属性を絞るためにフォームの必須項目を増やす使い方も可能です。
ブログ
ブログはもしHP公開後、記事をアップしていける人材がいれば運営した方がメリットがあります。
ただもし運営していける人材や余力がなければ使わないという選択肢もあります。
なぜなら、更新されないブログ記事がずっとHPに残っていると、「この会社大丈夫かな?」というユーザーからの不信感につながるからです。
ブログ運営はしっかり取り組むことで、アクセス、問い合わせ数を増やすことが可能なので、商売にHPを活用したい方にはおすすめです。
ブログ活用のメリット記事
ビジネス(商売)にブログ記事を活用するメリット10選
ブログの更新頻度、文章量。増やすならどちらが効果的か?
まずは見出し、簡単ブログ記事作成、3つのステップで完成
ここまでの項目は、最低限の情報となります。会社パンフレット的な役割ですね。
下記からは、商売の成果につなげるためのコンテンツです。
プラスアルファで違いを作る
上記までは最低限の情報となります。会社パンフレットの役割です。
ここからは、商売の成果につなげるためのコンテンツです。
ほとんどのHPでは、会社の基本情報を知ってもらっただけでは、問い合わせ、購入までは至りません。
なぜこの商品・サービスを購入する必要があるのか?
購入するとどのようなメリット、未来があるのか?
ここまで説得力を持った情報を相手に伝えることで、興味を持ってもらい成約につなげることができます。
強みをまとめる
例:当社の強み、〇〇の特徴
サービス内容ごとにページを分類しまとめると、情報が整理されわかりやすくなるのですが、情報の重み付けができません。
どのサービスに強い、得意なのか? その点を伝えるためのページを用意できると良いです。
このページを見れば、会社の特徴や得意な部分が端的に伝われば、独自性が生まれます。
広告チラシ的なページとも言えます。一枚に必要な情報をレイアウトします。
HPのページを全部読んでくれるユーザーはいません。
端的に特徴を伝えらる、強みページを用意しておくことで、一気に興味を持ってもらえます。
よくある質問
よくある質問はそれこそよくあるコンテンツですが(笑)現在でも使えるページです。
Q&A形式で文章作成ができるので作りやすいです。
具体的な例で答えられるので、ユーザーにとっても分かりやすい情報となります。
実際に過去に質問がなかったことでも、問題ありません。
Q&A形式は一問一答で情報が理解しやすいので、おすすめです。
実績を掲載する
納入実績、施工実績などこれまでの仕事実績を掲載します。
すでに商品・サービスを提供した実績があれば、新規顧客に対して説得力、安心感を与えられます。
商品ページの説明でまだ納得されていない、不安感がある方に対しても、実績を見てもらえれば、
「あの情報は本当だったんだ」と信用していただけます。
言葉だけではない、1番説得力のある情報なので、ぜひ掲載したいコンテンツです。
お客様の声
上記の実績と合わせて掲載できるとメリットが多いコンテンツです。
昔からある手法ですが、今だに効果的で大企業、中小企業問わず多くのHPでも使用されています。
皆さんネットショッピングをする際に、星の数や評価、レビューの内容を読んで参考にしていると思います。
Amazonや楽天で販売する商品でなくても、むしろだからこそ、お客様の声を掲載する効果があります。
実際に販売したお客様に対して、お話を伺ってその情報を掲載することで、購入への安心感、購入後の自分の姿まで想像できます。
商品ページ、実績ページ、お客様の声まで用意すれば、高い成約率に繋げることができます。
説明、証拠、未来像、この3つの流れで説得力、納得感を伝えます。
まとめ
【企業ホームページ作成に必要なコンテンツ(ページ)とは?】では、企業ホームページに必要なページ構成について紹介しました。
普段使用しているサイトも、いざ作ろうと思うと何が必要になるか?分からなくなると思います。
それぞれのページを作成する目的を事前に理解しておくと、迷わずホームページ制作に取り組むことができます。
Web活用の参考になれば幸いです。
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