WordPressでホームページ制作、メリット・デメリット。なぜシェアが高いのか?
公開日:2019年7月9日 : WordPress,ホームページ制作関連

WordPress(ワードプレス)とは、ホームページ、ブログを利用するためのソフトです。
オープンソースで開発されているので、誰でも無料で使用することができます。
世界、日本でも多くのサイトで使用されており、シェアはN0.1(1/3がwordpress)です。
MWORKSでもほとんどのホームページをWordpressを使用して制作しています。
この記事では、なぜWordpressは便利でメリットが多いのか?
またデメリットはあるのか?をまとめてみました。
この記事の目次
WordPressとは
その前に、すこし概要に触れておきます。
すぐにメリット・デメリットを知りたい方は飛ばしてもらってもOKです。
WordPressは、2003年に初めて公開されたオープンソースのソフトウェアで、誰もがWordPressの開発に参加できます。
誰でもWeb上の公式サイトよりソフトをダウンロードできます。
CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)として利用されており、ホームページ、ブログを簡単に作成、更新することが可能です。
PHPというプログラミング言語で開発が行われており、定期的にバージョンのアップデードが行われています。
色々な機能をプラグインとして追加でき、こちらも誰でも開発することが可能です。
オープンソースとして世界中に公開され、多くの人が使用することで使い勝手のよいソフトとしてNo.1シェアを獲得しています。
WordPressのメリット
WordPressのシェアは世界No.1
WordPressのシェアは世界で30%のシェアを得ており、No.1です。
日本ではさらに人気が高く約80%のシェアでもちろんNo.1となっています。
参考ページ
https://news.mynavi.jp/article/20190402-800327/
https://webst8.com/blog/wordpress-cms-share/
簡単に作成、更新できる

ホームページやブログをWebに公開するには、html、cssといった言語の知識が必要です。
WordPressではそのような専門知識がない人でも、サイトを運営することができます。
最低限のPC操作やソフトの使い方は覚える必要がありますが、専門知識がない人でもサイトが更新できる点がとても優れています。
便利な機能がプラグインで追加できる

何か機能を追加したい場合、1から作っているとその分費用も時間もかかってしまいます。
Wordpresでは、プラグインにより便利な機能を必要によって後から追加することができます。
PHPの開発に慣れていない人でも、優れた機能を簡単に使うことができます。
しかし、プラグインはたくさん入れるとサイトが重くなったり、不具合の原因になるのでその点は注意が必要です。
また誰でも開発してアップすることができるので、開発元が信頼できるか?という点も事前に調べておくと安心です。
情報が多く、カスタマイズ、問題解決しやすい
シェアNo1の理由としては、使いやすいソフトであることはもちろんなのですが、
1番のメリットとしては、Web上に情報量が豊富にあることです。
機能を追加する場合、カスタマイズの方法や不具合など、検索すれば情報がたくさん出てくるので問題解決に非常に役立ちます。
その点が開発者にとってありがたい点であり、Wordpressを継続して使用し続ける大きな理由の1つでもあります。
SEO対策がしやすい

SEO対策とは、ざっくり言うと狙ったキーワードで検索された際に、上位に表示できるようにする対策です。
検索エンジンにページを正しく評価してもらえるようにします。
SEO対策は各ページごとに行うので、手間暇のかかる作業が必要です。
WordPressでは、その設定を簡単に行えるようにできるプラグインがあります。
また、SEO対策のためのテンプレートカスタマイズも行いやすいです。
WordPressがSEOに強い!といった情報を見かけますが、厳密に言うと、サポート機能が充実しているということです。
設定、キーワード選定、ページ作成・運営は自分で行う必要があります。
SEO対策参考ページ
さてSEOとはなんでしょう?|SEO対策の基本01
SEO対策で必ず設定するHTMLタグ|SEO対策の基本04
ソフトは無料
ここまでシェアが広がった大きな理由の1つは無料だったということです。
だれでもweb上からダウンロードすれば使用することが可能なので、とても素晴らしいソフトウェアです。
「無料ならなんで制作会社で作成するとお金が発生するの?」といった疑問が生まれます。
それは、ソフト自体は無料とはいえ、サーバー、ドメインの設定や、ホームページとして使用するためのカスタマイズ。
その他デザイン制作費、ページ制作費、便利に使用するためのカスタイズ費用、SEO対策などがかかるためです。
この辺りは素人の方ではハードルが高いので、専門の仕事が存在しています。
一部、プラグインやテーマなど開発元が有料として販売しているものもあります。
それについても、元は無料ソフトをカスタマイズして販売しています。
WordPressのデメリット
表示速度が遅くなる場合あり
WordPressはPHPという言語を使用して開発されています。
htmlで作成した静的なページでは、サーバー上にある該当ページの情報を読み込めばページが表示されます
しかし、Wordpressで作られたページは、表示するためにデータベースにアクセスを行い、必要な情報をパーツとして読み込み表示させています。
ページを表示させる度にデータベースから複数データを読み込んでいるので、仕組み上,表示速度が遅くなってしまします。
その為、性能の高いサーバーを利用したり、キャッシュを利用した対策をすることで、表示速度が早くなるよう対策が必要となります。
セキュリティ対策が必ず必要
WordPressは、世界中で使用されいることもあり、脆弱性を狙った悪意のある攻撃が報告されています。
(私の経験上、もちろん対策を行った上でですが、今の所被害は受けていません。)
しかし、セキュリティ対策を行い、古いバージョン、古いプラグインを使い続けていなければ、安全に利用できると言えます。
それがシェアNo1の数字にも現れているとも思います。
最低限の対策方法としては、最新のバージョンで使用する、セキュリティ系のプラグインを必ず入れる、プラグインの使用は最小限に。サーバー側でもできる対応を行っておく(国外アクセス不可など)など対策を行っておけば安心して利用できます。
アップデートの手間がかかる
WordPressとプラグインは頻繁にアップデートがされています。
新しい機能が追加されたり、最新の環境に対応するためにバージョンが常にアップされています。
ホームページ、ブログを公開した当時のままで、アップデートを行わず使用しつづけていると、セキュリティで危険性が増します。
手間はかかりますが、定期的にアップデートを行うことで、安心してWordpressでサイト運営を行うことができます。
アップデートはボタン1つ押せば完了しますが、互換性のチェックが必要となります。
アップデート後に、使えなくなってしまった機能や正常に動かない部分は発生する場合もあるので、アップデートにはチェックと必要がれば修正対応が必要となります。
まとめ
ホームページ制作における、Wordpressのメリット・デメリットについてまとめてみました。
No.1シェアのソフト(CMS)なのでもちろんメリットの方が多いですが、ホームページを運営する際は、デメリットについて必ず対応が必要となってきます。
その点を対処できていれば、Wordpressはホームページ運営の強い味方となってくれます。
この記事がサイト運営の参考になれば幸いです。
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