XserverにWordPressを手動インストールする設定方法
公開日:2016年3月26日 : WordPress

Xserverやその他のレンタルサーバーには、Wordpressの自動インストールという便利な機能がついています。しかしここではあえて、手動インストールの設定方法を説明していきます。
自動インストールは便利な反面、設定を間違えたときに仕組みが分かっていないと対応に困ることになります。まずは、手動での設定方法に慣れることで、後々のホームページ運営に役立つと思います。
という訳で早速スタート!!(この記事は忘却録のための内容です)
※この記事は忘却録用です。内容について問い合わせサポートは行っておりませんのでご了承ください。
この記事の目次
Xserver側の設定
Xserverサーバーパネルにログイン

https://www.xserver.ne.jp/login_server.php
設定対象ドメインを設定
WordPressをインストールしたいドメインをプルダウンで表示から選択します。設定するボタンをクリックします。
※ドメイン設定がまだの場合は、ドメインの登録が必要です。詳しくは下記の記事で紹介しています。
お名前.comで取得ドメインをエックスサーバー(Xserver)で使用する方法
https://mw-s.jp/onamae-com-xserver/

現在の選択対象ドメインに、選択したドメインが表示されていることを確認します。
MySQL設定
『データベース』→『MySQL設定』をクリックします。

MySQL追加

MySQL追加タブを選択。MySQLデータベース名を入力します。※半角16文字以内で入力してください。
どのような文字列でも良いですが、サイト名、ドメイン名に関連していた方が後から確認しやすいと思います。
文字コード
UTF-8を選択します。
MySQLの追加(確認)ボタンをクリックします。
確認画面
問題なければ、MySQLデータベースの追加(確定)ボタンをクリックします。

MySQLデータベースの追加を完了しました。

これでデータベースの追加は完了です。
MySQLユーザーの追加
次は、MySQLユーザーの追加タブをクリックします。

MySQLユーザID
※半角9文字以内で入力してください。
パスワード
※半角2文字以上、16文字以内で入力してください。
※半角英数字の他に『.』が使用できます。
パスワードの確認
もう一度各確認の入力をします。
ユーザー名、パスワードは控えておきましょう。後で必要になります。
確認画面

問題なければ、MySQLユーザーの追加(確定)ボタンをクリックします。

これでユーザーの追加は完了です。
MySQLデータベースにMySQLユーザーのアクセス権を与える
MySQL一覧をクリック

先ほど追加した、MySQLデータベースにMySQLユーザーのアクセス権を与えます。
アクセス権未所有ユーザのプルダウンメニューから先ほど追加したMySQLユーザーを選択して『追加ボタン』をクリックします。

確認画面が表示されます。

これで完了しました。一覧の画面で確認すると『アクセス権未所有ユーザ』の箇所にユーザー名が表示されています。
MySQL5のホスト名
MySQL5のホスト名は、Wordpressの設定で入力が必要になるので、メモしておくか、画面を開いたままにして後でコピー&ペーストします。
WordPress側の設定
WordPress公式サイトで、サーバーにインストールするファイルをダウンロードします。

画面キャプチャ時では、WordPress 4.4.2 をダウンロードとなっていますが、随時更新されていくので、新しいサーバーにWordpressをインストールする場合は、最新のバージョンをインストールします。
FTPでファイルをアップロード
ftpソフトはどのようなソフトでもOKです。今回は、MacでTransmitというソフトを使用しています。
アップロードするディレクトリ
アップロードするディレクトリは、よくあるパターンとして、下記の2つがあります。今回は、2.のwordpressディレクトリの階層にアップロードしています。
- 1. public_htmlディレクトリにwordpressフォルダの中身をアップロードする
- 2. public_htmlディレクトリにwordpressフォルダをアップロードする
※今回は『wordpress』としていますが、ディレクトリ名は任意でOKです。

補足
2.方法は、ドメイン直下の階層が整理されて、後々管理しやすいことがメリットですが、TOPページのURLをドメイン名のみで表示したい場合は、一手間必要になります。参考までに、以前の記事をご紹介します。
WordPressでURLをドメインのみ、ファイルの場所は下層ディレクトリで設定する方法
2.public_htmlディレクトリにwordpressフォルダをアップロード
アップロードが完了するまで待ちます。
使用している回線やFTPソフトによってアップする時間はかわりますが、完了するまでしばらく待ちます。
index.htmlを削除

このファイルを削除しておかないと、こちらが優先して表示されてしまうので、Wordpressの設定画面にアクセスすることができません。

削除しておらず、ドメイン名のURLでアクセスするとこんな画面が表示されるはずです。
アップロードしたURLにアクセス
普段使用しているブラウザを立ち上げて、wordpressをアップロードしたURLへアクセスします。
上記、1.2.どちらの方法でアップロードしたかでアクセスするURL先が変わります。
-
1.の場合
http://example.jp/
-
2.の場合
http://example.jp/wordpress/

wordpressの初期画面が表示されたら、『さあ、始めましょう!』ボタンをクリックします。
データベース情報を入力
先ほどサーバーで設定した情報を入力していきます。

- データベース名:自分で設定したMySQLデータベース名
- ユーザー名:自分で設定したMySQLユーザー名
- パスワード:自分で設定したMySQLパスワード
- データベースのホスト名:先ほど設定した、MySQL一覧ページの下にあるMySQLホスト名をコピー&ペースト
- テーブル接頭辞:wp_のままでも良いですが、セキュリティ的には、変更した方が好ましいです
入力が完了したら送信ボタンをクリック。

次の画面が表示されたら、インストールを実行ボタンをクリックします。
サイト基本情報を入力
ここで入力する項目は、後から変更可能です。ひとまず仮でも良いので入力していきましょう。(厳密に言うと先ほど入力したデータベース情報も後から変更可能ですが、すこし面倒です…)

- サイトのタイトル:会社名やサービス名などタイトルを入力します
- ユーザー名:ログイン時に入力するアカウント名
- パスワード:ログイン時に入力するパスワード
- メールアドレス:更新情報などWordpressからの通知先に使用されます
- 検索エンジンでの表示:ここにチェックがしてあると検索エンジンに登録されません。サイト制作が完了するまではチェックを入れておく方が良いでしょう。サイト公開時にチェックを外します。
入力が完了したらWordpressをインストールボタンをクリック

この画面が表示されたら、ログインボタンをクリック
ログイン画面

先ほど設定した、ユーザー名、パスワードを入力してログインします。
ログイン状態を保存するにチェックを入れると、ログアウトしない限りは、常にユーザー名、パスワードの入力なしで管理画面にアクセスできます。共用のパソコンをご利用の場合はチェックを外した方が良いです。
ログイン完了
管理画面が表示されます。

お疲れ様でした。ここまでで【XserverにWordPressを手動インストールする設定】は完了です。
まとめ
今回は自分の忘却録として記事にしてみました。次回は設定方法なども記事にまとめたいと思います。
※この記事は忘却録用です。内容について問い合わせサポートは行っておりませんのでご了承ください。
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